開発部門長メッセージ
開発の基本方針
東レエンジニアリングは、創業から60年以上にわたり、社会の変化と技術革新に対応しながら持続的な成長を遂げてきました。当社グループの開発は、連結従業員の約5%にあたる社員を開発要員として配置し、専門性の高い技術者集団として活動しています。この体制は、エンジニアリング会社としての強みを最大限に発揮し、幅広い技術領域に対応するための基盤となっています。
私たちが掲げる基本方針は、「社会や市場の変化を先取りし、技術と知を束ねることで、お客様への価値創造を実現すること」です。その実現に向けて、社会課題起点での開発テーマ創出に取り組むとともに、コア技術の深化と社内外連携による技術獲得を推進しています。これらの取り組みを通じて、事業化を支える技術・知財・人材を強化し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
持続可能な社会の実現に向けた重点開発分野
当社の開発テーマは、社会的な課題解決に直結する「サステナブル・エンジニアリング」を軸に設定しています。
- カーボンニュートラル分野
次世代電池、炭素繊維複合材料関連装置の開発を通じ、環境負荷の低減に貢献します。 - ライフイノベーション分野
イオンチャネル創薬支援システムの開発や手術支援ロボットの製造支援を通じて医療分野技術の発展に寄与します。 - デジタルイノベーション分野
半導体ウェーハ検査装置、レーザー転写技術などハイエンド半導体パッケージに対応する先端技術の開発で、デバイスの高性能化・省電力化を支援し、AI応用による自動判定技術で高速・高精度な検査・実装を実現します。
東レエンジの開発の強み・特徴
当社の強みは、多様な技術領域を横断できる総合力と現場起点の実装力です。メカトロニクス、プラント、半導体、ライフサイエンスといった多様な分野で培った技術を融合し、課題解決型のソリューションを提供しています。また、オープンイノベーションを通じて、社外の先端知見を取り込みながら、スピード感のある開発を推進しています。
特にAI要素技術の開発については、グループ会社を含めた全社横断の推進体制を構築することで技術の横展開と迅速な開発を可能にし、AIを軸とした競争力強化を加速しています。当社では、画像解析、メカトロニクス制御、プロセスデータ活用の3領域でAI要素技術を開発し、製品・サービス全体に展開し、生産効率や品質の飛躍的な向上を実現しています。知的財産活動においても、デジタルイノベーション分野での出願を積極的に行い、半導体やAI関連技術におけるグローバルでの競争力を確保しています。
お客様の期待に応える価値創造を
当社は、革新と創造を原動力に、社会課題の解決に貢献する技術を提供し続けます。現場力を強化し、連携と共創を深めながら、皆様の期待にお応えする価値創造を実現してまいります。今後も、持続可能な未来の実現に向けて挑戦を続ける当社の取り組みに、ご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。