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開発
サステナブル社会の実現へ向けた開発テーマ
東レエンジニアリングは大学・研究機関や企業・ベンチャー・スタートアップと積極的に連携しながら、より柔軟な視点から既存事業の枠を超えた新事業の創出にも取り組み、持続可能な社会の実現と、社会全体の未来に貢献する開発を行っています。このページでは、各開発テーマをご紹介します。
カーボンニュートラル
次世代電池の製造技術
全固体電池をはじめとする次世代電池の製造分野において、新たな製造プロセス技術の確立に取り組んでいます。
生産コスト削減や電池の高性能化・高信頼性化へのご要求に応えるだけでなく、環境負荷の低減といった社会的ニーズにも対応できるソリューションを提供します。そのために、電池材料特性の把握や製造プロセス条件の最適化・高度化など、さまざまな技術課題の解決に挑戦しています。
より安全で高性能な電池を効率的に生産できる技術基盤の確立を目指し、次世代エネルギー社会の実現に貢献していきます。
複合材貼付け装置
炭素繊維に樹脂を含浸したUD テープ(Uni-directional Tape、一方向連続繊維強化テープ)を並べて貼り付ける自動成形装置「AFP/ATL※装置」の開発に取り組んでいます。
平面状に高速でテープを配置する装置や、多関節ロボットを用いて3次元曲面へ貼り付ける装置、さらに貼り付け対象物の形状変化に対応するために空気圧制御パラレルリンクを採用した当社独自の「AFP/ATL装置」(特許取得済み)を開発してきました。
自動車や航空・宇宙分野への適用を目指し、軽量、且つ高剛性の構造物による省エネルギー化の実現に貢献していきます。
- AFP/ATL(Automated Fiber Placement / Automated Tape Layup)
複合材3Dプリンター
既存の3Dプリンターが抱える強度・剛性の異方性という根本課題を解決するため、独自の「コアシェル造形」技術を開発しました。
光造形 3D プリンターで目的形状の型(シェル)を形成しながら、その内部へミルド状炭素繊維を含む熱硬化エポキシ樹脂(コア)を逐次充填し、最後に加熱硬化させます。これにより、積層構造ではない、等方的で高強度・高剛性の複合材造形を実現します。
部品の軽量化と信頼性向上を両立し、省エネルギー社会の実現に貢献します。
こちらから解説動画をご覧いただけます。
【造形プロセス】コアシェル方式炭素繊維複合材3D造形機
ライフイノベーション
手術支援ロボットの製造技術
手術支援ロボットは、術者の動きを高精度に再現することで低侵襲手術を支援し、体への負担軽減や医療現場の安全性と作業効率の向上を可能にする先進的な医療機器です。
リバーフィールド社の手術支援ロボット「Saroaサージカルシステム」(一般名:手術支援ロボット手術ユニット、クラスⅢ<高度医療機器>、承認番号30500BZX00108000ほか)の製造を通じて、高度な医療技術の提供に貢献します。
イオンチャネル創薬支援システム
イオンチャネルは細胞膜に存在する、ナトリウムやカルシウムなどのイオンが通過する“通り道”となるタンパク質です。
生命活動に欠かせない役割を担い、異常が生じるとさまざまな疾患の原因となることが知られています。
イオンチャネルに作用する医薬品の創薬支援システムを開発することで、医薬品開発の効率化に貢献し、医療技術の進歩と人々の健康増進を目指します。
核酸医薬製造装置
核酸医薬品は DNA や RNA といった核酸を利用し、疾患の原因となる遺伝子の働きを直接制御する新しいタイプの医薬品です。
従来の医薬品では治療が難しい疾患にも効果が期待され、高精度で副作用が少ない治療法として注目されています。
核酸の高精度・高効率な合成を行う装置「Molecutideser®(モレキュタイザー)」を開発し、核酸医薬品の高品質化に取り組んでいます。
デジタルイノベーション
半導体次世代実装技術
光電融合デバイスなど次世代半導体に向けたレーザー転写技術の開発を進めています。
本技術は、微小なレーザー光を用いることで、厚み1µm以下の光素子や厚み20µm以下の極薄Siチップを高精度に実装することが可能です。
業界最高水準のスループットを実現し、次世代半導体の量産化を支える革新的な実装技術として展開していきます。
低温CVD技術
低温CVD成膜技術を半導体・電子デバイス分野へ応用する開発を進めています。
特殊高圧ガスを使用しない当社独自の低環境負荷プロセスで形成した SiO₂/SiCN 積層膜は、優れた絶縁性や水分バリア性を有しており、さらに膜応力が小さなことも特徴です。
100℃以下の低温成膜を実現したことで、Siやガラスに加え樹脂材料にも適用が可能です。
AI応用技術開発
AIが持つ予測・識別・実行の各機能を当社の装置やシステムへ組み込み、プロセスデータを活用した製品の安定化・高品質化や、先進的な画像データ解析、高速・高精度な制御技術などを実現します。これにより、当社製品・システムがお客様にもたらす価値を高めます。
また、AI技術を応用した新しいサービスや次世代製品の創出にも取り組み、お客様に新たな価値を提供します。
今後も最先端のAI技術を積極的に取り入れ、多様化するニーズに応え続けていきます。




