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持続可能なサプライチェーンの構築
CSR調達アンケートによる現状把握と評価の実施
東レエンジニアリンググループでは、総購買額の9割をカバーする主要な調達・購買先、外注先、物流会社を対象に、CSR調達アンケートを原則2年ごとに実施しています。アンケートでは、「東レグループCSR調達方針」 および「東レグループCSR調達行動指針」ならびに「RBA行動規範」などに沿った質問項目を設け、腐敗防止・贈収賄の禁止、人権の尊重や、温室効果ガスの排出量削減、水資源や生物多様性への配慮とアセスメントの実施といった各種環境保全活動など、さまざまな社会的課題に対する取り組みを要請し、各サプライヤーでの対応状況を網羅的に確認し、ものづくりや施工技術を支えるサプライチェーン全体での持続可能性向上を図っています。
2025年度に実施した主要サプライヤーに対するCSR調達アンケートでは、532社から回答を得ました。その結果、東レエンジニアリンググループが求める水準の取り組みができていると評価したサプライヤー(S、A、B評価※)は97.7%、実態調査が必要と判断したサプライヤー(C、D評価)は2.3%でした。
さらに、回答のあった全532社に対しては、評価結果と分析内容に加え、調査項目ごとに他社も含めた全体平均の情報をベンチマークとして記載したスコアシートを提供しています。併せて、「東レグループサプライチェーンCSR推進ガイドブック」も配布し、フィードバックしています。
なお、アンケートでC、D評価であったすべてのサプライヤー(12社)に対しては、2026年度から個別訪問・面談を実施し、実態確認や是正・改善のための協議やサポートを行います。また、CSR調達アンケートの結果が東レエンジニアリンググループの求める水準を満たしている取引先であっても、負の影響のリスクが懸念される業種の取引先に対しては、順次訪問監査を計画・実施しています。監査実施後は、監査報告書とともにフォローアップシートをサプライヤーに提示し、改善を要請します。その後は、フォローアップシートに沿って、随時改善状況を確認しています。
- 回答結果を9つの調査項目ごとに10点満点で評価し、9項目の平均値を総合評価として、8点以上はS、6点以上8点未満はA、5点以上6点未満はB、3点以上5点未満はC、3点未満はDで評価。
東レエンジニアリンググループが求める水準の取り組みができているサプライヤー(S、A、B評価先)
97.7%
2025年度 CSR調達アンケート評価結果(東レエンジニアリンググループ)
2025年度 CSR調達アンケート回答結果分析(東レエンジニアリンググループ)
CSR調達アンケート評価結果のフィードバック(例)(東レエンジニアリンググループ)
CSR調達行動指針の提示と遵守確認
CSR調達アンケートによる現状把握、評価、改善の取り組みと並行して、2022年3月に策定した「東レグループCSR調達行動指針」についても、サプライヤーに対して理解と遵守を求めることで、サプライチェーン全体でのCSR推進を一層強化し、CSRに関するリスクの低減に努めています。
本指針は、倫理とコンプライアンス、安全・防災・リスクマネジメント、環境保全、製品の品質と安全、人権推進などについて、具体的かつ詳細に定めた行動指針です。
2022年度から2025年度までの4年間で、主要サプライヤー合計462社に対して当該行動指針を提示し、理解と遵守を求めるとともに、同意確認書を入手、確認する取り組みを進めてきました。その結果、2025年度までに459社から同意確認書を入手しました。
併せて、お客様からのCSRに関する調査においても対応ルールを定め、迅速かつ正確に回答できる体制を整備しています。