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工学系大学院での研究を応援する取り組み「TRENG Support」の当選テーマを決定

2023年10月16日

東レエンジニアリング株式会社

 東レエンジニアリング株式会社(本社:東京都中央区、社長:岩出 卓)は、この度、工学系大学院(修士課程)での研究を応援する取り組み「TRENG Support」(トレンジ サポート)の当選テーマを決定しました。
 第1回となる今回は、51件の応募がありました。応募いただいた皆さまに感謝申し上げます。3名の審査員による審査結果から6件のテーマを決定いたしました。
 今回の当選に関する詳細は以下の通りです。

  1. 当選テーマ名・応募者氏名(所属)  ※記載は応募順。敬称略
    • 「光ピンセット法によって捕捉した微粒子を用いたプラズマ電界の高精度測定と電界揺らぎの評価」
      佐藤 斗真(九州大学大学院システム情報科学府 白谷研究室)
    • 「国土保全のためのCyber-Physical インフラメンテナンス」
      片山 広樹、小林 健(東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻 地域/情報研究室)
    • 「大気圧下で成膜可能なミストCVD装置を使用したスマートウインドウ等への応用に向けた窒素ドープVO2薄膜の形成」
      加納 大成(京都工芸繊維大学大学院電子システム工学専攻 半導体工学研究室)
    • 「痛みのない経皮薬物投与のための小形超音波トランスデューサの開発」
      山本 真也(東京工業大学工学院機械系機械コース 進士研究室)
    • 「生体外での腎オルガノイドへの血管新生」
      塩田 拓輝(東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻 酒井西川研究室)
    • 「透明ガラス形状を維持する潜熱蓄熱材料の創製」
      菊地 真魚(山形大学大学院理工学研究科 松井淳研究室)
  2. 「TRENG Support」について
    工学分野の大学院生の研究テーマを対象に社会的インパクト、独自性、工学的価値、表現力等を、3名の有識者の審査結果から6件を選出し、各50万円(総額300万円)を当選テーマの応募者が所属する研究室に寄付金として贈呈します。
  3. 「TRENG Support」 審査員  ※敬称略、順不同
    神永 晉   東レ株式会社 社外取締役 
    竹内 佐和子 東京音楽大学 特任教授 東レエンジニアリング株式会社技術顧問
    黒田 秀樹  CMディレクター 信州大学 特任教授
  4. 「TRENG Support」の募集分野と背景
    日本の産業力の維持・向上および便利で豊かな暮らしとサステナブルな社会の両立には、工学系人材の更なる活躍が必要とされていると、当社は考えています。本取り組みでは、次代を担う工学分野の大学院生の研究を応援することで、社会に幅広く貢献することを目指してまいります。

以上