手術支援ロボット開発ベンチャーへの追加出資について

2021年3月10日

広報宣伝課

東レエンジニアリング株式会社(所在地:東京都中央区、社長:岩出卓)はこのたび、手術支援ロボット開発ベンチャーであるリバーフィールド株式会社(所在地:東京都新宿区、社長:只野耕太郎)へ追加出資したことを発表いたします。
当社は2016年にリバーフィールド社に出資し、ライフサイエンス分野で関係性を構築してきました。今回、リバーフィールド社で開発中の次世代低侵襲手術支援ロボットの実用化開発を加速するとともに、東レエンジニアリングのライフサイエンス分野のより一層の事業強化を図るため追加出資を決定、3月5日に出資が完了しました。

東レエンジニアリングは、これまで医薬品プラント建設を通じて、新たな治療薬の提供で社会に貢献してきました。今後はさらに、当社保有技術を核としたオープンイノベーションでの社外との連携を深め、医薬品製造設備(次世代の医薬品と期待される核酸医薬品製造設備)、医療機器(医療機器ベンチャーとの協業による手術支援ロボット)の実用化を進め、医療分野における課題解決を通じて社会に貢献します。

<リバーフィールド社について>

東工大川嶋・只野研究室の研究成果をもとに、独自の空気圧制御技術を確立し、2014年文科省大学発新産業創出拠点プロジェクト(START)の支援を受け設立。2015年独自の空気圧制御技術を用いた内視鏡操作システム「EMARO」を上市(製造は東レエンジニアリング)。現在は、力覚フィードバックによる高い安全性を有する次世代低侵襲手術支援ロボットを開発中で、2022年の上市を目指している。グローバルな成長市場である低侵襲手術市場において、国産の安全安心な手術支援ロボット機器を提供することで、医療及び社会へと貢献することを目指している。

代表者:代表取締役只野耕太郎
所在地:東京都新宿区左門町20番地四谷メディカルビル5F
URL: https://www.riverfieldinc.com/

以上