2016年4月5日

広報宣伝課

【新製品】「小型熱インプリント装置」を発表しました。

当社は、【新製品】「小型熱インプリント装置」を発表しました。

これまで当社ではロールtoロール対応の量産装置をラインナップしていましたが、今回、新たにR&D・小ロット生産向けとして、枚葉式の小型熱インプリント装置を開発いたしました。最大成形領域はA4サイズ、且つ両面一括同時成形が可能でありながら、装置価格を従来量産装置の約3分の1に抑えることに成功しました。

インプリント装置は、モスアイ構造のようなサブミクロン~ミクロンサイズの凹凸のある金型の転写により、プラスチックフィルムの表面に微細な加工を施すことが出来る装置です。当社の熱インプリント装置は、熱プレスによる、熱可塑性樹脂・熱硬化性樹脂への高精度・高アスペクト比・高速での成形を特長としています。アプリケーションとしては、輝度向上などの機能を持った光学フィルムや超撥水フィルム、マイクロ流路などの各種高機能フィルムを想定しています。

2016年4月から本装置の販売を開始、既に上市しているロールtoロール対応の量産装置を含め3年後には年間20億円の事業を目指しています。

なお、2016年4月6日から8日まで東京ビックサイトにて開催される「第7回高機能フィルム展」にパネル・加工サンプルを出展します(ブース番号:東ホール E22-24)。

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