新しい価値の創造
お客様のニーズの実現に向けたソリューションの開発

環境問題への対応や革新的な医薬品の製造技術・医療機器の創出で健康・長寿に貢献し、豊かな社会を実現するため、東レエンジニアリング(株)では毎月開催される開発委員会で、開発部門と2つの事業本部が一体となって、従業員一人ひとりが「新しい価値の創造」を通じて社会に貢献する意識を持って、「お客様の課題に向けたソリューションの開発」に取り組んでいます。2017年度から2020年度までの中期経営課題においては、LI(ライフイノベーション)、IoT・AI、半導体検査、炭素繊維複合材料を重点分野と定め、新しい技術・新しい装置を通じて、ものづくりに関わる社会的課題の解決を目指します。

また、知的財産部を開発部門に置くことで、開発と直結した特許戦略を推進し、有効な知的財産への確保に努めています。

2018年度の成果

成果KPI

① 国内特許保有件数

2018年度目標 -

実績 421件

② 国内特許出願件数

2018年度目標 130件

実績 92件

LI

内視鏡操作システム“EMARO®”

東レエンジニアリング(株)の持つものづくりとプラント建設ノウハウ、東レグループが保有する技術を基に、大学やベンチャー企業との連携で、医薬製造設備、医療機器、検査装置の事業を進めています。2018年度は、東レエンジニアリング(株)が出資する医療機器ベンチャー:リバーフィールド(株)と新たな手術ロボットの開発を推進しました。2017年度から量産を行っている内視鏡操作システム“EMARO®”は、実際の手術現場で採用され、より質の高い医療の提供に貢献しています。

IoT・AI

「J Flex 2019」 東レエンジニアリングブース

東レエンジニアリング(株)では、お客様の業務内容に合わせた先進の生産管理システムのほか、IoTの普及に不可欠な半導体やFPD(Flat Panel Display)の製造・検査装置を開発・販売しています。2019年1月~2月に東京ビッグサイトで開催された展示会「J Flex 2019」において、歪みのあるフィルム基板にロール to ロール インクジェット塗布装置で高精度にTFT(Thin-Film-Transistor)を製造したサンプルを世界で初めて展示しました。弊社の塗布技術は RFID(Radio Frequency IDentifier)タグなどのIoTデバイスの量産におけるコストダウンに大きく貢献していきます。

半導体検査

独自のAI技術で半導体欠陥分類を行う
ウェーハ外観検査装置 INSPECTRA®シリーズ

東レエンジニアリング(株)では、信頼性・操作性、そして最小のランニングコストで高い評価を得ている半導体検査装置や、FPD検査装置を展開しています。2018年度は 独自のAI技術を用いた半導体欠陥分類技術を実用化し、高速で飛躍的に高い正答率を実現しました。

炭素繊維複合材料

AMCEU建屋外観AMCEU建屋外観

東レエンジニアリング(株)は、世界の炭素繊維産業をリードする東レ(株)と共に、先端素材加工技術開発や成形シミュレーション技術開発を行っています。東レ(株)がドイツに開設した自動車向け先端材料拠点であるAMCEU(※)に東レエンジニアリング(株)も入居し、ドイツで産業連携で炭素繊維の開発を行っているMAI Carbonに参画しました。欧州の大学や先端企業との連携を推進し、新たな製造プロセス開発に挑戦しています。

  • AMCEU (Automotive Center Europe)