社会製品の安全と品質

製品安全と品質保証の管理体制を強化し、適切な情報提供に努め、安全で信頼性の高い製品を供給します。

東レグループ第6次CSRロードマップ目標

  1. 製品事故ゼロ件を達成します
  2. 東レグループ全体で製品安全と品質保証の管理体制を強化します

2018年度の成果

成果KPI

① 製品事故件数(件)

2018年度目標 0件

実績 0件

② 製品安全・品質保証教育の実施状況(%)

2018年度目標 100%

実績 100%

CSRの根幹を支える安全で信頼性の高い
製品・サービスの提供体制をより強化していくために

専務取締役CTO 製品安全・品質保証統括担当 岩出 卓 専務取締役CTO 製品安全・品質保証統括担当
岩出 卓

わたしたちが提供するのは、お客様が使用する工場や生産設備、およびそれらに付帯するサービスです。だからこそ、お客様が自社の製品を世の中に安定提供できるよう、その安全性や品質に細心の注意を払わなければなりません。東レエンジニアリング(株)は、従来から製品安全・品質保証体制の整備に取り組んできましたが、2016年6月には社長直轄組織となる「製品安全・品質保証統括室」を発足させ、東レエンジニアリンググループ全体で製品安全・品質保証体制のさらなる強化に取り組んでいます。今後も関係部署と連携を取りながら、お取引先にも理解を求め、ともにより信頼のおける体制づくりに努めていきます。

製品安全・品質保証活動推進体制

製品安全・品質保証活動推進体制

東レエンジニアリング(株)では「製品安全・品質保証委員会」で基本的な方針を策定し、製品安全・品質保証統括室が施策を企画・立案、主催する「専門委員会」で提案・討議を行います。これを踏まえて製品安全・品質保証委員会に報告、審議承認を受けます。この内容は各本部、部門別にそれぞれの委員会にてさらにブレークダウンされます。各本部・部門ではおのおのの実行課題を毎年設定し、製品安全の徹底と品質の向上を図っています。 国内外関係会社においても「製品安全管理責任者」を選任しており、東レエンジニアリンググループとして製品安全・品質保証体制のさらなる強化に取り組んでいます。

製品安全・品質保証活動推進体制

製品安全・品質保証活動推進体制製品安全・品質保証活動推進体制

製品安全・品質保証体制

東レエンジニアリング(株)ではIS09001の品質マネジメントシステムを活用し、品質保証体制の維持・改善を図っています。「ゼロトラブル・ゼロクレーム」を目標に案件ごとの受注前見積からお客様引き渡しまでの各工程にゲート機能を設け、リスク抽出とフォローに注力し、不具合の流出防止に努めています。

品質保証フレームワーク

品質保証フレームワーク品質保証フレームワーク

品質保証体制の強化

東レエンジニアリンググループでは、「お客様第一・品質最優先」の品質方針のもと、グループ全体で製品安全と品質保証の体制の整備に取り組んできました。2018年8月1日2Z・TPM活動報告会にて、社長による「お客様第一・品質最優先」の宣言がされ、全従業員に周知再徹底がなされました。

東レエンジニアリンググループ品質方針

東レエンジニアリンググループは安全・環境とともに、お客様に提供する製品の品質を最優先し、
「お客様第一」の姿勢で品質向上に取り組みます。

  • お客様が望む製品・サービスをタイムリーに提供します。
  • 営業、技術、開発、調達など全部門は一貫して品質第一の思想に徹し、
    製品の品質と信頼性の向上に努めます。
  • 品質マネジメントシステムを継続的に改善し、お客様に信頼される体質づくりに努めます。

2015年6月制定

社長宣言

  • 他社および東レ関係会社の不祥事を教訓として、当社並びに当社グループの全従業員に対し、
    当社の品質方針である「お客様第一・品質最優先」を宣言します。
  • 安全活動と同様、一人ひとりの品質に対する意識向上を図ります。
  • 今年度の最重点課題の一つとして「ものづくりエンジニアリング力」の抜本的強化に取り組みます。
    「TOP-2020」プロジェクトを当社のみならず、パートナーであるサプライヤーを含めて展開し、
    お客様から信頼を得られる業界ナンバーワンの品質を目指し、お客様への引渡しまで設計・製作ほか各工程で品質を作り込みます。

全社品質保証教育の取り組み

東レエンジニアリンググループでは、日々変化する社会やお客様ニーズに応えるべく、常に継続的改善に取り組んでいます。
お客様が満足する製品を継続的に創出するためには、仕組みの運用のみならず、全従業員の品質に対する意識、知識、力量を高めるため、全従業員を対象とした品質保証教育を実施しています。
今後も、お客様が期待するレベルの品質を実現するため、さらなる品質向上の取り組みを継続します。

製品事故ゼロの取り組み

製品安全性審査体制の強化

東レエンジニアリング(株)では、製品安全管理規程に基づき、下記フローに従って「製品安全性審査会」を開催することで、製品の安全性を確保しています。

製品安全性審査の流れ

製品安全性審査の流れ

全社製品安全教育の取り組み

東レエンジ二アリング(株)では、2016年からお客様と製品安全のコミュニケーションを行うすべての技術者・営業担当者を対象に基礎のeラーニングを推進、2017年からは国内関係会社へも展開しました。また2018年には社内設計指針「機器製品安全設計マニュアル」の改定(*1)を行うなど、世の中の要請に応える活動を継続しています。社内教育に加えて中核技術者へのセーフティアセッサ(SA)など(*2)の資格取得(*3)も推奨し、案件の見積時から製品安全の基本を踏まえたより良い提案と製品・サービスの提供ができる社員の育成に取り組んでいきます。

  • *11996年初版制定 現行第5版
  • *2日本認証(株)による機械設備や生産システムの安全設計、IEC/ISO規格に基づく本質安全の妥当性を評価できる人材の認証制度。
  • *32019年3月時点 資格取得者数:セーフティアセッサ(SA)8名、セーフティサブアセッサ(SSA)2名

TOPICS太田社長による日本機械学会の年次大会講演

太田社長による日本機械学会の年次大会講演

(一社)日本機械学会の年次大会が2018年9月9日~12日に関西大学 千里山キャンパスで開催され、10日に太田社長が、産業・化学機械と安全部門で「安全と会社経営」を題目に基調講演をしました。
国際標準専門委員会日本代表の福田教授ほか30数名の専門家の聴講のもと、弊社の製品安全への積極的な取り組みが大きく評価されました。