社会製品の安全と品質

製品安全と品質保証の管理体制を強化し、適切な情報提供に努め、安全で信頼性の高い製品を供給します。

東レグループ第6次CSRロードマップ目標

  1. 製品事故ゼロ件を達成します
  2. 東レグループ全体で製品安全と品質保証の管理体制を強化します

2019年度の成果

成果KPI

① 製品事故件数(件)

2019年度目標 0件

実績 0件

② 製品安全・品質保証教育の実施状況(%)

2019年度目標 100%

実績 100%

CSRの根幹を支える安全で信頼性の高い
製品・サービスの提供体制をより強化していくために

岩出 卓 代表取締役社長 
TPM推進統括 調達部門統括 製品安全・品質保証統括 (2020年3月現在)
岩出 卓

わたしたちが提供するのは、お客様が使用する工場や生産設備、およびそれらに付帯するサービスです。だからこそ、お客様が自社の製品を世の中に安定提供できるよう、その安全性や品質に細心の注意を払わなければなりません。東レエンジニアリング(株)は、従来から製品安全・品質保証体制の整備に取り組んできましたが、2016年6月には社長直轄組織となる「製品安全・品質保証統括室」を発足させ、東レエンジニアリンググループ全体で製品安全・品質保証体制のさらなる強化に取り組んでいます。今後も関係部署と連携を取りながら、お取引先にも理解を求め、ともにより信頼のおける体制づくりに努めていきます。

製品安全・品質保証活動推進体制

製品安全・品質保証活動推進体制

東レエンジニアリング(株)では「製品安全・品質保証委員会」で基本的な方針を策定し、製品安全・品質保証統括室が施策を企画・立案、主催する「専門委員会」で提案・討議を行います。これを踏まえて製品安全・品質保証委員会に報告、審議承認を受けます。この内容は各本部、部門別にそれぞれの委員会にてさらにブレークダウンされます。各本部・部門ではおのおのの実行課題を毎年設定し、製品安全の徹底と品質の向上を図っています。 国内外関係会社においても「製品安全管理責任者」を選任しており、東レエンジニアリンググループとして製品安全・品質保証体制のさらなる強化に取り組んでいます。

製品安全・品質保証活動推進体制(組織名:2020年3月現在)

製品安全・品質保証活動推進体制製品安全・品質保証活動推進体制

製品安全・品質保証体制

東レエンジニアリング(株)ではIS09001の品質マネジメントシステムを活用し、品質保証体制の維持・改善を図っています。「ゼロトラブル・ゼロクレーム」を目標に案件ごとの受注前見積からお客様引き渡しまでの各工程にゲート機能を設け、リスク抽出とフォローに注力し、不具合の流出防止に努めています。

品質保証フレームワーク

品質保証フレームワーク品質保証フレームワーク

品質保証体制の強化

東レエンジニアリンググループでは、「お客様第一・品質最優先」の品質方針のもと、グループ全体で製品安全と品質保証の体制の整備に取り組んできました。

東レエンジニアリンググループ品質方針

東レエンジニアリンググループは安全・環境とともに、お客様に提供する製品の品質を最優先し、
「お客様第一」の姿勢で品質向上に取り組みます。

  • お客様が望む製品・サービスをタイムリーに提供します。
  • 営業、技術、開発、調達など全部門は一貫して品質第一の思想に徹し、
    製品の品質と信頼性の向上に努めます。
  • 品質マネジメントシステムを継続的に改善し、お客様に信頼される体質づくりに努めます。

2015年6月制定

社長宣言

  • 他社および東レ関係会社の不祥事を教訓として、当社並びに当社グループの全従業員に対し、
    当社の品質方針である「お客様第一・品質最優先」を宣言します。
  • 安全活動と同様、一人ひとりの品質に対する意識向上を図ります。
  • 今年度の最重点課題の一つとして「ものづくりエンジニアリング力」の抜本的強化に取り組みます。
    「TOP-2020」プロジェクトを当社のみならず、パートナーであるサプライヤーを含めて展開し、
    お客様から信頼を得られる業界ナンバーワンの品質を目指し、お客様への引渡しまで設計・製作ほか各工程で品質を作り込みます。

2020年1月にも改めて社長による「品質最優先」の宣言がされ、全従業員に周知再徹底がなされました。

「品質を重視する風土づくり」の取り組み

東レエンジニアリンググループでは、従業員のさらなる品質意識向上の取り組みとして、全社品質保証教育活動(※TOPICS参照)に加えて、「品質ヒヤリハット報告制度」を実施しています。
当グループでは、多種多様な製品群を擁していますが、いずれも共通して根底にあるのは、従業員一人ひとりの「品質へのこだわり」です。
平素から品質に関する気がかりや気付きを記し、それを全従業員で共有する習慣をつけることで、従業員一人ひとりの品質感度を高めるとともに、品質を重視する風土の醸成に努めています。

製品事故ゼロの取り組み

東レエンジニアリンググループは、お客様に安心して装置や設備をご使用いただけるよう、製品安全への取り組みを行っています。

東レエンジニアリンググループ製品安全方針

東レグループの企業理念
「私たちは、新しい価値の創造を通じて、社会に貢献します」
に基づいて製品安全の重要性を認識し、次の三つの製品安全方針を定め、製品安全に鋭意取り組むものとする

  • 製品の安全性確保に必要な諸施策は優先して実施する
  • 製品の引き渡しに先立つ安全性評価検討を十分に行う
  • 引き渡し後の製品についても、一般・顧客情報に留意し、常に安全性に関する注意を怠らない

製品安全性審査体制の強化

製品安全管理規程に基づき、下記フローに従って「製品安全性審査会」を開催することで、製品の安全性を確保しています。

製品安全性審査の流れ

製品安全性審査の流れ

全社製品安全教育の取り組み

東レエンジ二アリング(株)では、2016年からお客様と製品安全のコミュニケーションを行うすべての技術者・営業担当者を対象に基礎のeラーニングを推進、2017年からは国内関係会社へも展開しました。また2018年には社内設計指針「機器製品安全設計マニュアル」の改定(*1)を行うなど、世の中の要請に応える活動を継続しています。社内教育に加えて中核技術者へのセーフティアセッサ(SA)など(*2)の資格取得(*3)も推奨し、案件の見積時から製品安全の基本を踏まえたより良い提案と製品・サービスの提供ができる社員の育成に取り組んでいきます。

  • *11996年初版制定 現行第5版
  • *2日本認証(株)による機械設備や生産システムの安全設計、IEC/ISO規格に基づく本質安全の妥当性を評価できる人材の認証制度。
  • *32020年3月時点 資格取得者数:セーフティアセッサ(SA)8名、セーフティサブアセッサ(SSA)2名

TOPICS新入社員への品質保証教育

新入社員への品質保証教育

製品の品質や安全性を高めるには、仕組みづくりだけでなく、従業員の品質に対する意識、知識、力量を高めることが必要です。
東レエンジニアリンググループでは、新入社員の段階から、品質保証に関する教育を導入し、品質最優先の風土づくりに取り組んでいます。