ニュースレター（2019年11月号）

　北陸のお客様からレトロフィット(設備更新)のご依頼を受け、実際の工事に先立って、お客様工場の事務所で3D配管設計とVR(バーチャルリアリティ)の体験会を実施しました
　VRは、3次元で設計した設備の仮想空間内にあたかも自分自身が入り込んだように感じられるもので、お客様にも大変興味を持っていただき、担当者だけでなく生産、開発、事務など、幅広い分野の方々約30名にご参加いただきました。
　3D配管設計の長所は「視覚的にわかりやすい」という点ですが、さらにVRを取り入れることにより、施工前に、操作する機器・バルブ類までの距離や操作性を確認することができます。
　今回のVR体験会ではお客様のご要望を多く知ることができ、有意義な機会になったとともに、お客様の多くにとって初めてのVR体験であったこともあり、終始和やかな雰囲気の中で親しく交流させていただくことができました。
　今後も３D配管設計やVR体験を通じて、お客様のご要望をより多く設計に反映できるよう努めるとともに、さらには協力会社への事前説明にも活用していきます。

　「第45回WTE(※)ゴルフコンペ」を滋賀県湖南市にある近江カントリー倶楽部で開催しました。
　東レエンジニアリング西日本(株)に社名改称して初めてのコンペということで、協力会社の皆さん、当社OBの方々･役員･社員のメンバー総勢46名が参加しました。
　心配されていた雨も降らず、普段あまり会うことのない人同士が一緒にプレーをし、親しく会話も弾む中、怪我もなく無事楽しく終えることができ、非常に有意義な一日となりました。今後も、年２回(春・秋)開催を予定しており、ゴルフを通じて当社関係者の皆さんと親睦を深めていきたいと考えています。
　※WTE：当社Toray Engineering West Co.,Ltdの略称

　当社では2010年よりTPM活動に取り組んでおり、2014年から毎年1回、日頃の自らの活動を振り返り、また活動の成果を全社に水平展開すべく、全社活動報告会を開催しています。
　第６回となる今年は、社内の部門・各事業本部の代表サークルより、管理業務や営業活動、設備保全等に関する6つの改善事例の報告があり、滋賀の本社会場から愛媛・福井・石川の各拠点にもテレビ会議で中継して、全社で103人がこの報告会に参加しました。
　各報告者は、通常の業務をこなしながら報告会の資料作成やプレゼンテーションの練習など準備をし、当日は練習の成果を発揮して、自分達の工夫や努力した点を大いにアピールしました。
　出席・聴講した社長・役員他からの質問や意見にも堂々と 回答できたことは、各報告者にとって大きな自信になったと思います。
　今年は親会社東レエンジニアリング(株)の社長もご来席下さり、発表後の総評をいただくとともに、東レエンジニアリンググループとしての次年度以降の活動方針についてもご説明をいただきました。
　この報告会での指導や意見・助言による知見をさらなる改善につなげていきたいと考えています。

　今年で19回目となる本会は、会員相互の親睦と発展を図り、会社幹部とOBの交流により社業発展に寄与することを目的とし、「匠会」と称し毎年開催されています。
　匠会の会員は、当社に勤務し退職した人、および会長が入会を適当と認めた人とされており、当社幹部(現役役員)も賛助会員として出席しています。
　今回は、当社が東レエンジニアリング西日本(株)に社名を改称して初めての開催となったこともあり、会場のびわ湖大津プリンスホテルには多くの会員が集結しました。
　総会では会長挨拶や新入会員の紹介などがあり、続けて当社幹部の紹介や会社概況報告が行われました。その後、第２部として開催された懇親会では、参加された諸先輩方同士が懐かしい話や近況の話題で大いに盛り上がるとともに、当社現役役員も大先輩から叱咤激励をいただきながら、久々の再会に時が経つのも忘れて交流し、非常に有意義で楽しい会となりました。