水質分析計卓上型全有機体炭素自動分析装置(ラボ用TOC計) Desk top TOC analyzer

TOC-250L

水質分析計 TOC-250L

TOC-250L

本装置は、汚濁水を24時間連続測定するオンラインで実績のある東レ独自の650℃低温密封燃焼方式を採用することにより、様々な試料に対し高い信頼性と安定性を兼ね備えたラボ用TOC計です。TOC-250Lは上水から環境水までのオールラウンダーでTC、NPOCの他、オプション付加でIC、TOC(TC-IC)測定も可能です。
0-2~2,000 mgC/Lのレンジを持ち、希釈機能を選択することで40,000mg/Lまで測定可能です。

特徴

  • 信頼性ある触媒技術・燃焼方式で様々な試料に対応し、環境分野の排水にも耐久性の高い触媒を採用
  • 独自の650℃低温密封燃焼方式により、安定した完全分解が可能
  • シンプル構造で保守部品も少なく、交換も簡単に行えます
  • オートサンプラーは8検体から最大60検体までの選択可能。攪拌機能も備えてます

用途

  • 上水から環境水まで、濃度を問わずさまざまな試料測定に最適です
  • 温泉水、プール水、上水、下水、等
  • 排水処理設備の運転管理あるいは実験・評価
  • 河川・湖沼・ダム・海域などの自然環境水の有機性汚濁物質調査・監視
  • 各種研究・試験機関での研究開発

機器仕様

型式 TOC-250L
測定対象 水中の有機汚濁物質
測定項目 TC NPOC(塩酸酸性曝気IC除去法)、オプション:IC TOC(TC-IC)
測定方式 全炭素量測定: 自動間欠式密封燃焼-赤外分析法  
無機炭素除去: 自動間欠式塩酸酸性曝気法
無機炭素測定: 自動間欠式塩酸酸性曝気-赤外分析法
測定範囲 TC、NPOC :0-2~2,000 mgC/L(希釈にて40,000mgC/Lまで測定可能)
IC :0-2~2,000 mgC/L (希釈にて40,000mgC/Lまで測定可能)
測定周期 約4分30秒~ (前処理や共洗い洗浄時間を除く)
再現性 変動係数1.5%以内または±0.05mgC/L以内でいずれか大きい方
直線性 ±2%FS以内または±0.05mgC/L以内でいずれか大きい方
最小検出限界 0.05mgC/L未満(高感度仕様:0.02mgC/L未満)
試料注入量 20~300μL可変
試料希釈 希釈倍率:2~20倍 希釈精度:±3%以内
表示 カラー液晶タッチパネル デジタル表示(mg/L 小数点以下3桁表示)
通信出力 PC制御機能(オプション) USBによる測定データ最大9,000件をCSV形式で保存
RS232C RS-485(オプション)
プリンタ サーマルプリンタ[RS232C](オプション)
感度校正 全炭素(TC):フタル酸水素カリウム水溶液による手動校正
無機体炭素(IC):炭酸ナトリウム(無水)+炭酸水素ナトリウム水溶液による手動校正
キャリアガス 0.3MPa 窒素(99.9%以上)または計装圧空 消費量:約10Nm3/月 (IC曝気条件により変化)
(計装圧空はCO2除去フィルタが必要で水分/油分を含まないこと)
電源 AC100V±10V 450VA 消費電力:約400W
設置条件 屋内 周囲温度:5~40℃
外形寸法/質量 420±5(W)×522±5(D)×532±5(H)mm(突起物を除く) 約45kg

TOC-250L オプション

各種オプション
数検体の試料を簡単に測定したいお客様に!

オートサンプラー

通気攪拌やスターラー攪拌オプションを装備し、通液ラインの洗浄によりコンタミの影響を軽減

オートサンプラオートサンプラ

オートサンプラー ASC-8 ASC-16 ASC-60
サンプル数 8 16 60
容量(mL) 250 50 15
攪拌機能 通気攪拌 スターラー(オプション) スターラー(オプション)
外形寸法 420(W)×330(D)×420(H) 340(W)×460(D)×495(H) 340(W)×460(D)×495(H)
質量 約15.0kg(本体のみ) 約16.5kg(本体のみ) 約16.5kg(本体のみ)

PC制御機能

パソコンへの接続だけでは無く、タブレット接続操作も可能

オートサンプラ

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