トップメッセージ

「エンジニアリング」と「ものづくり」を
経営コンセプトに

東レエンジニアリング(株)は1960年、東レ(株)の工場建設・生産設備の保全担当部門としてスタートしました。現在、国内外に12社の関係会社を持つ企業として、エンジニアリングとエレクトロニクスという2つの分野で事業を展開しています。
東レグループは「わたしたちは新しい価値の創造を通じて社会に貢献します」という企業理念の具現化に向けて、コーポレート・スローガン「Innovation by Chemistry」を掲げ、―素材には、社会を変える力がある。―という化学を核にした技術革新を追求しています。この考え方を受け、東レエンジニアリンググループは「エンジニアリング」と「ものづくり」を経営コンセプトに掲げています。東レエンジニアリンググループにおける価値創造とは、素材を作る化学プラントや素材を形にする生産設備を作り上げていくことであり、東レエンジニアリンググループはお客様と共に未来を作り上げるというソリューションのプロバイダーであり続けます。

東レグループとしてのCSRの取り組み

2017年11月、(一社)日本経済団体連合会はSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)を踏まえ、「企業行動憲章」と「実行の手引き」の改定を行いSDGsの達成を明言しました。これを受けて東レグループでは、2018年4月にCSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)ガイドラインの改定を行いました。さらに、「東レグループサステナビリティ・ビジョン」を策定し、「わたしたちは、革新技術・先端材料の提供により、世界的課題の解決に貢献します」と、東レグループの世界的課題に対する姿勢を宣言するとともに、「東レグループが取り組む課題」、「東レグループが目指す世界」と「2030年度に向けた数値目標」を明確にしました。

絶え間のない技術進歩を捉えて
最適なソリューションを提供

東レエンジニアリンググループは2017年度から4カ年の「中期経営課題」を設定し、経営フォーカスポイントを「E&MInnovation-最適なソリューションを提供します-」と定め、その達成に向けた取り組みを進めています。高度かつ多様なお客様のニーズにきめ細かく応え続けていくことで「成長分野での事業拡大」「競争力強化」「海外事業の加速」「新事業創出戦略」を実現します。

2018年度のトピックス

4月AIやビッグデータを東レエンジニアリング(株)の新たな事業競争力の源とすべく、CAEソフト事業と生産管理システム事業を統合し、エレクトロニクス事業本部に第三事業部を発足。
4月欧州における活動拠点の構築に向けて、Toray Industries Europe GmbHへの技術者派遣を開始。
6月ボードミーティングで、2017年度に課長層から選抜しスタートした「60周年プロジェクトチーム」による「2025年を見据えた東レエンジニアリング(株)のあるべき姿」が答申され、次期中期経営課題に向けた議論を開始。
7月「ものづくりエンジニアリング力」の抜本的強化を目指し、業務効率化・情報共有化・見える化を実現する「TOP-2020」プロジェクトをスタート。
10月 海外事業展開・取引における就労管理・徴税の厳格化に対応すべく、社長直轄のグローバル事業推進室を発足。

このような一連の動きが評価され、プラント業界の専門誌で東レエンジニアリンググループを取り上げていただくなど、社会から注目していただいていることを再認識いたしました。今後も企業活動と社会の関わりを意識し、情報発信を続けていきます。
「中期経営課題」の最終年度である2020年は、東レエンジニアリング(株)の創立60周年となる節目の年でもあり、東京オリンピックイヤーでもあります。世界規模の一大イベントを迎えて日本全体が熱気を帯びることが予想されます。2020年に向けて東レエンジニアリンググループも勢いに乗り、その後も持続的に成長し続けるために、社員一丸となって邁進していきます。

「CSRを基本とした企業経営」を推進

「中期経営課題」において、東レエンジニアリング(株)は「CSRを基本とした企業経営」を基本方針の1番目に掲げています。東レグループは、2018年度に各部署・部門、国内関係会社において「コンプライアンス宣言」を行い、それぞれが取り組むべき内容を明らかにし、対応計画を作成しました。東レエンジニアリンググループも、「正しいことを正しくやる、強い心」を持って、企業としての社会的責任を果たします。

そして、すべてのステークホルダーにとって高い存在意義を持つ企業集団となるため、全社員、全職場がCSR活動を推進し、社会に貢献していくことを誓います。
今後も東レエンジニアリンググループの動きにご注目いただき、率直なご意見・ご要望を賜れれば幸いです。

中期経営課題(2017年度~2020年度)のコンセプト

東レエンジニアリング(株)は“「エンジニアリング」と「ものづくり」”を全体コンセプトとして、2017年度から2020年度までの4カ年の中期経営課題(以下、中経課題)をスタートしました。中経課題においては、“「E&Mソリューション」最適なソリューションを提供します”をフォーカスポイントに、キーワードを「CSRを基本とした企業経営」、「APS (Action Program for Survival)」、「APG (Action Program for Growth)」、「経営基盤の強化」と定め、「成長分野での事業拡大」、「競争力強化」、「海外事業の加速」、「新事業創出戦略」に取り組みます。
特に「新事業創出戦略」においては、新たな事業共通の新規要素技術の取得と深耕と、これまでの延長線上にない新事業の創出を目指し、①LI (ライフ・イノベーション)事業の拡大、②環境エネルギー関連事業の拡大・創出、③新規エレクトロニクス関連事業の創出、④複合材料関連事業の開拓を進めます。そしてこれらの施策により、2020年には売上高:1,200億円、営業利益:62.5億円(営業利益率:5.2%)を目指します。
東レエンジニアリング(株)は、中経課題の実行を通じて、絶え間のない技術進歩を捉え、高度化・多様化するお客様のニーズにきめ細かくお応えし、最適なソリューションを提供します。