新しい価値の創造
お客様のニーズの実現に向けたソリューションの開発

環境問題への対応や革新的な医薬品の製造技術・医療機器の創出で健康・長寿に貢献し、豊かな社会を実現するため、東レエンジニアリング(株)では毎月開催される開発委員会で、開発部門と2つの事業本部が一体となって「新しい価値の創造」=「お客様の課題に向けたソリューションの開発」に取り組んでいます。2017年度から2020年度までの中期経営課題においては、LI(ライフイノベーション)、IoT・AI、半導体検査、炭素繊維複合材料を重点分野と定め、新しい技術・新しい装置を通じて、ものづくりに関わる社会的課題の解決を目指します。

また、知的財産部を開発部門に置くことで、開発と直結した特許戦略を推進し、有効な知的財産への確保に努めています。

2017年度累計国内特許保有件数

393

2017年度国内特許出願件数

102

LI(ライフイノベーション)

内視鏡操作システム“EMARO®”

東レエンジニアリング(株)の持つものづくりとプラント建設ノウハウ、東レグループが保有する技術を基に、大学やベンチャー企業との連携で、医薬製造設備、医療機器、検査装置の事業を進めています。2017年度は、当社が出資する医療機器ベンチャー:リバーフィールド(株)の内視鏡操作システム“EMARO®”の量産を開始しました。

IoT・AI

東レエンジニアリング(株)では、お客様の業務内容に合わせた先進の生産管理システムのほか、IoTの普及に不可欠な半導体やFPD(Flat Panel Display)の製造・検査装置を開発・販売しています。2018年2月に東京ビッグサイトで開催された展示会「Printable Electionics 2018」展において、「ロール to ロール インクジェット塗布装置」がプリンタブルエレクトロニクス大賞ビジネスモデル部門賞を受賞しました。これは、当社の塗布技術が RFIDタグなどのIoTデバイスの量産におけるコストダウンに大きく貢献することが評価されたものです。

  • 「Printable Electionics 2018」展 東レエンジニアリングブース
  • プリンタブルエレクトロニクス大賞 ビジネスモデル部門賞の盾

半導体検査

(株)NGR製 半導体ウェーハパターン検査装置

東レエンジニアリング(株)では、信頼性・操作性、そして最小のランニングコストで高い評価を得ている半導体検査装置や、FPD検査装置を展開しています。2017年度は 電子ビームを用いた半導体前工程検査装置を開発するベンチャー企業:(株)NGRを子会社化し、さらに微細化・3次元化する検査ニーズへの対応を進めました。

炭素繊維複合材料

東レエンジニアリング(株)は、世界の炭素繊維産業をリードする東レ(株)と共に、先端素材加工技術開発や成形シミュレーション技術開発を行っています。「平成29年度埼玉県新技術・製品化開発費補助金(ナノカーボン分野)」の交付企業に採択され、国立研究開発法人理化学研究所と当社関係会社のレイテック(株)と共に、形状、複合材としての特性をフルに発揮させ得る造形物を実現するための新規の3Dプリンタおよび当該3Dプリンタ用造形材料(ペースト材)の開発に着手しました。